必聴 ! 佐村河内守 交響曲第1番

佐村河内守さんのCD『交響曲第1番≪HIROSHIMA≫』が空前の大ヒットで売れまくり、
すでに12万枚を突破しているそうです。

1万枚売れれば大ヒットといわれるクラシックジャンルにおいて、12万枚を超える販売数というのは
とてつもない大ヒット。

テレビの人気番組『金スマ』やHNKのスペシャル番組でも取り上げられたことがブームに火をつけたようです。


佐村河内守(さむらごうち　まもる)さんは、「現代のベートーヴェン」とアメリカの雑誌で紹介されたそうですが、
完全に聴覚を失った状態で、作曲活動を続けてこられたそうです。

このCD、あまりに評判がよいので、早速Amazonで購入しました。

大友直人指揮　東京交響楽団　世界初録音盤です。

この『交響曲第1番≪HIROSHIMA≫』は、全3楽章からなり、

第1楽章： 19:38
第2楽章： 34:33
第3楽章： 26:53

の演奏時間合計80分を超えるスケール大きな楽曲です。

ジャンルとしては現代音楽ですが、とても聴きやすい音楽です。
とはいうものの、今までクラシックになじんでいない方には多少難解に思えるかもしれません。

このCDに耳を傾けつつ、映画音楽のように色々なシーンを想像するのも、この手の音楽を楽しむコツでしょうか。

重く暗い弦楽器の響き・・・、抒情的な旋律・・・、雲の間から洩れてくる陽光のような柔らかな木管楽器・・・、


打ち鳴らされる鐘・・・、泡立つように駆けあがるハープ・・・、

闇、苦しみ、希望をテーマに持つこの曲の、今まで体感したことのない音楽の圧倒的な力を感じてください。

『交響曲第1番≪HIROSHIMA≫』の音響の渦に飲み込まれてください。

聴覚を失くした作曲家の壮絶な生きざまが、音楽への厳しい姿勢が、あなたの心に強烈に響くでしょう。

この音楽には、生きていくということ、生まれてきたということをもう一度考えさせる力があります。

そして、この凄絶な音楽を聴くという喜びと・・・。

クラシックファンならずとも聴き逃さないでほしいです!!

佐村河内守：交響曲第1番 HIROSHIMA

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